トップメッセージ

~次の成長フェーズへ向けて、信頼を礎にさらなる挑戦へ~

昨今、サイバー攻撃はもはや特定の企業や組織だけの問題ではなく、社会全体の基盤を揺るがすリスクへと変化しています。
ランサムウェアによる大規模なシステム停止や、証券口座の乗っ取りといった被害が相次ぎ、企業活動のみならず、人々の日常生活にも
直接的な影響を及ぼす事案が増加しました。

近年における生成AIの進化と急速な普及は、サイバーリスクの構造そのものを変えつつあります。
AIは利便性を飛躍的に高める反面、AIの暴走や不正利用、AIが生成する情報を起点とした新たな攻撃、さらには機密情報の漏洩など、
従来とは次元の異なるリスクを顕在化させており、企業にとっては存続に関わる重大な脅威となりつつあるのです。

このような環境の中で、インターネットを電気・ガス・水道のように、誰もが安心して当たり前に利用できる社会を実現することが、
当社の重要な使命であると考えております。その使命のもと、これらの変化をいち早く捉え、AI時代における新たな脅威に対応するための
機能実装や新規開発、特許出願を進めてまいりました。

こうした取り組みの背景には、創業以来一貫して掲げてきた「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」
という理念があります。当社はこの理念のもと、国産のセキュリティソリューションを提供してまいりました。

当社が提唱する「ホワイト運用」は、単にリスクを遮断するのではなく、「安全に利用できるものを積極的に活用していく」という
前向きな発想から生まれたセキュリティモデルです。信頼できる通信や挙動のみを許可し、攻撃そのものを未然に排除するこの考え方のもと
開発した製品は、企業・教育機関・官公庁を中心に1,500万人もの方々にご利用いただいており、マルウェア感染などの被害報告が0件
という実績を築いています。
この確かな実績は、国産セキュリティメーカーとして積み重ねてきた信頼の証であると同時に、社会インフラの一端を担う存在としての
責任の大きさを示すものでもあります。

2025年に創立30周年という節目を迎えた当社は、いま次の成長フェーズへと歩みを進めています。
これまでの30年は、「人と情報を守る」ことを軸に挑戦を重ねてきた歴史でした。

そしてこれからは、その技術と信頼の蓄積を基盤に、AIという新たな技術を積極的に取り込みながら、
「守る」ことそのものを進化させていきます。

本年は、当社が次の成長ステージへと歩みを進める重要な一年です。
これからもデジタルアーツは、「純国産」「ホワイト運用」「独創的な技術開発」という
3つの柱のもと、インターネットを利用するすべての人々と真摯に向き合い続けます。

そして、信頼を礎に、社会の安全と豊かさを支える企業として、さらなる挑戦と成長を続けてまいります。

デジタルアーツ株式会社 代表取締役社長 道具 登志夫

デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫