トップメッセージ

~創立30周年を迎えて、未来へと続く信頼と挑戦~

デジタル技術の急速な進化により、私たちの生活やビジネスの在り方は劇的に変化しています。AIやクラウド、IoTの普及により、
社会はこれまでにない利便性とスピードを手にしました。一方で、サイバー攻撃や情報漏えい、フィッシング詐欺などの脅威は
ますます巧妙化・多様化しており、世界中で「デジタルの安全」に対する不安が高まっています。

こうした時代にあって、私たちデジタルアーツ株式会社は、創業以来一貫して「より便利な、より快適な、より安全なインターネット
ライフに貢献していく」という理念のもと、国産のセキュリティソリューションを提供してまいりました。私たちが掲げる
「ホワイト運用」という考え方は、単なるブロック型の対策ではなく、「安全に利用できるものを積極的に活用していく」
という前向きな発想に基づいています。
利用者が安心してインターネットを活用し、生産性を高め、創造的な活動を行えるように支援すること――
それこそが、私たちの使命であり存在意義です。

現在、企業・教育機関・官公庁をはじめとする多くの組織で、1,400万人以上の方々に当社の製品・サービスをご利用
いただいております。この確かな実績は、国産セキュリティメーカーとして積み重ねてきた信頼の証であり、同時に、私たちが
これからの時代に果たすべき責任の大きさを改めて感じるものでもあります。

2025年、デジタルアーツは創立30周年という大きな節目を迎えました。
この30年は、常に時代の変化に寄り添いながら、日本のインターネット環境の安全性を高めるために挑戦を続けてきた歴史でした。
創業当初、インターネットが社会に広がり始めた黎明期から、スマートフォンの普及、クラウドの拡大、そして現在のDX・生成AI時代
に至るまで、私たちは一貫して「人と情報を守る」ことを追求してまいりました。

今、世界はAIの進化による新たな情報流通の時代を迎えています。その利便性の裏で、偽情報の拡散やデータの不正利用と
いった新たなリスクも顕在化しています。こうした変化に対しても、私たちは国産企業としての強みを活かし、日本社会の文化・
法制度・倫理観に即したセキュリティの在り方を提案し続けてまいります。安全性と利便性の両立、そして「信頼できるデジタル社会
の実現」に向け、テクノロジーと人の力を融合させた新たな価値を創造してまいります。

また、これまで支えてくださったお客様、パートナー企業の皆さま、そして社会の信頼に心より
感謝申し上げます。
デジタルアーツは、今後も「純国産」「ホワイト運用」「独創的な技術開発」という3つの柱を
軸に、社会の安全と豊かさに貢献し続けてまいります。そして、安心して誰もがインターネット
を活用できる未来を、次の30年に向けて創造してまいります。

デジタルアーツ株式会社 代表取締役社長 道具 登志夫

デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫